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Fitbit alta HRを1年使った僕がApple Watchを買ったわけ

Apple Watch買っちゃいました

約一年前にこの記事↓


で書いたようにFitbit alta HRをかなり調べて買った上に満足して使ってました。

それから約1年。結局AppleWatchに乗り換えちゃいました。この2機種にも結構差があったので、比較してみました。

※前提
僕は(割と熱心な)FitbitユーザーでAppleWatchは今回がはじめて。
最初にFitbitを購入する時点でもAppleWatchは検討したけど、当時は多機能よりもトガッた機能がいいと思ったのでFitbitに。今は多機能がいいと思いつつあるかも…

心拍計測と睡眠計測の機能

まずFitbitの機能で僕が目玉機能としてとらえていたのは

  • 心拍数の計測
  • 睡眠強度の計測

の2つ。
購入当時の僕にとってはFitBitが「いつでも心拍を勝手に測ってくれて」「寝たら勝手に睡眠強度を測ってくれる」ということが重要でした。

実際各端末上での心拍の表示はこんな感じ。
こうして2つの端末を同時につけることはほぼ無いけど、試しにしばらくつけてたらほとんど心拍の数字は変わらないくらい。

スマホアプリ上の表示はこんな感じ。
これは好みかもしれないけど、個人的にはFitbitの方がシンプルで分かりやすい。

心拍はこんな感じで差はあまり無かったけど、睡眠強度に関してはFitbitがやはり優秀だと思う。

Fitbitは機能としてついているので、自動的に計測してくれる。
バンドをつけて寝るだけ。特別なことは一切無し。

見てくれるのは、覚醒状態、浅い睡眠、深い睡眠、レム睡眠の4状態。

AppleWatchはそのままでは睡眠状態は見てくれない。
でも様々なアプリが対応していて、その中でもスタンダードなアプリとして言われているのが「AutoSleep」

このアプリはFitbitと同じようにつけて寝るだけで睡眠の記録を取ってくれる。

AppleWatchの方は、実際にベッドに入ってベッドから出るまでを計測してくれているようで、Fitbitは実際に入眠したタイミングから実際に目が覚めるタイミングまでの間で、睡眠中に覚醒状態になっていない時間を表示している。

紛らわしいけど、上記は全く違う日。
こんな感じで計算してくれる項目は似ている。

Fitbitでは

  • レム睡眠
  • 浅い睡眠
  • 深い睡眠

apple watch (auto sleep)では

  • 深い睡眠
  • 良質な睡眠

この辺りは健康に気を使う人ならしっかり意識した方がいいかもしれない。
僕は何をした日に(おそらくもっとも重要っぽい)深い睡眠が多く取れるかに注目している。

誰でも同じ経験はあると思うけど、同じ時間寝たとしても日によって寝起きの体調は結構変わると思う。
この眠った感は「深い睡眠」の時間に比例していると感じているけれど、この数字は両者で毎回少し違う。

その時間はFitbitの方が体感的に正しく計測しているように感じる。

他の機能の不満

こうして見ると機種を変える理由は無さそうだけど、1年もお付き合いがあるとチラホラ不満も見えてくる。
実際はFitbitにも少しづつ不満が出ていた。

不満1・反応がめっちゃ悪い

FitbitもAppleWatchも、通常電池消費を抑えるために画面は消灯状態になっている。
実際に表示させるには時計を見るようにのぞき込むか、Fitbitなら画面をダブルタップ・AppleWatchなら画面タップかサイドにある物理ボタンを押す必要がある。

Fitbitはこれがどっちも反応しにくい。AppleWatchと比べるとすごくそれを感じる。
画面をのぞき込む動作をする時はコナンくんばりに時計を顔の下に持ってくるのだけど、一度ではなかなか反応せず、左手を上げ下げしなければいけないことが結構あった。

仕方なくタップするもその反応が悪いので何度かたたく必要がある。

一方AppleWatchはのぞき込み動作でほぼ完璧に画面が表示される。
Fitbitには無い物理ボタンもあるので、どうも反応しない時や、そもそも横になっているとき(基本的に画面を上に向けなければ画面がつかない)には、物理ボタンを押せば絶対につくので、ストレスが少ない。

不満2・通知が弱い

Fitbitができる通知はメッセージ・通話のみ
AppleWatchでできる通知は数え切れないほどある。
最初は通知に惑わされないという点でこれがメリットだと思ったけど、AppleWatchでは必要な通知を選択できるのであまり使わないメッセージは通知せず、必要な連絡手段だけ通知を入れておけばむしろその方が使いやすい。

不満3・防水性能

Fitbitは飛沫防水程度。汗程度ならいいけど、シャワーなどには対応できていない。
AppleWatchは防水性能があって、日常まず困ることはない。
雨が降るだけでも気を遣うFitbitに対して、より雑な使い方ができるのがAppleWatchだといえる。

と、こんな感じの不満があったのだけど、何より問題なのは思ったよりも心拍計と睡眠強度を見なくなったことだった。

この2点は今も重要に感じているものの、そこまで毎日のように見ない。
ならば時計や通知機能に優れたapple watchの方が今の僕には合っていた。

やりたい事が変わったことが大きかった。

AppleWatchでできること

数ヶ月前から車の移動が多くなっていたのだけど、僕がアイデアを思いつく場所として「運転中」がすごく多かった。今までだと思いついたアイデアは頑張って覚えておいて、どこかに立ち寄ったタイミングでスマホに入力していたのだけど、どうしても忘れてしまうことも多くて少しもったいない思いをしていた。

音声で入力することを考えたのだけど、スマホだったら運転中に操作できないし近くにあるとも限らない。でもAppleWatchだったら100%手首にある。

これがすごく便利だった。
「Hey, Siri ◯◯とメモ!」
と伝えておけばメモが取れる。iPhoneを近くに置いておけばいいのかもしれないけど、探したりすることなく、そのままメモしたいタイミングにすぐそばにあるのが僕にとっては大事だった。

あとは通知能力。

メールやLINEが仕事柄結構来るのだけど、いちいち内容を確認するためにスマホを確認しなくても、連絡が来た時にAppleWatchをみたらいいだけというのは正直めっちゃ楽。

見て返信必要ならiPhone出せばいいし、そうでもないなら決まった時間にまとめて返すというのが非常にしやすくなった。

目覚まし機能も結構いい。
Fitbitでも目覚まし機能に期待してたんだけど、僕はFitbitでは起きれなかった。
でもAppleWatchは適度なバイブ感であまり不快じゃなく起きれる。昼寝とかも簡単なタイマー機能があるので、すごく使いやすい。

結局使う人次第

文中にも書いたけど、心拍機能と睡眠強度の計測だけならFitbitでいい。ここでは比較しなかったけど単純に価格も倍以上するし、電池持ちもFitbitの方がいい。

それで満足できない、あるいはそれを使わなくなったなら他の選択肢があってもいいんじゃないだろうか。

今回はAppleWatchにしたけど、WithingsとかPebbleとか、色々気になる端末はたくさんあったので、また近いうちに変えるかもしれない…

使ってみなきゃFitbitのことも分からなかったしね!

是非ともみなさんも使ってみて!

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